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■ 地球環境の提案_______世界的に話題となっている環境問題を独自の視点で論ずる

故郷の冬 空渡り(そらわたり)

空渡り(そらわたり)

 暑くて長い夏の間は、いつ夏が終わるのか、もう秋も冬も来ないのかという感覚になっていましたが、この頃はちゃんと冬らしく寒くなりましたね。 今年の冬は富山県では1月半ば過ぎまでほぼ積雪が無かったので、このまま雪無し冬で終わってくれないかと思っていたら、1月下旬からかなり降りましたね。 それでも私が子供の頃からみたら富山県では格段に雪は少なくなったと思います。 

 私が読んだ記事に、温暖化で日本海の海水温が上昇しているので、冬は雪が雨になることが多くなるが、海からの水蒸気供給が多くなるので強い寒気がきて雪になると今までよりも大雪になる可能性が有るとのことでした。 今年の雪は新潟以北で豪雪だったようで、以前は寒さは厳しいが降雪はそんなに多くないと言われていた東北や北海道の豪雪などを見ると記事の内容はあっている気がします。

 某国の科学的知見無視の狂った大統領は「地球温暖化なんて地上最大の詐欺だ」と言っていますが、日本の変化だけ見ていても温暖化は確実にしかも次第にスピードを増しながら進行しているように感じられます。

 氷見市の山村で育った私は、小学校時代はは1kmほど曲がりくねった田圃道や山林の間を徒歩通学していました。 当時は概ね12月になると雪が降り始め、降っては融けながら後半になるとかなりまとまってふるようになります。 この時期にまとまって雪が降ると田畑に積もった雪は春まで融けてなくなることは無く、この雪を「根雪(ねゆき)」と呼んでいます。

 元旦に田畑に根雪が無いのは非常に珍しく、まれにあるそんな年は特異な年という認識でした。 毎年ほぼ恒例であった年末年始の大雪は脅威で、この時期は最も日照時間が短いこともあり積もるとなかなか融けず、降っただけ積もるという感じなので除雪も大変なのです。 当時は大阪方面から北陸への帰省客が年末に国鉄列車に多数乗車するのですが、北陸本線敦賀~福井間は特に名だたる豪雪区間で、豪雪により列車が数日間立ち往生して地元住民による炊き出しが行われたというニュースがよく流れたものです。

 2月になると降雪は少なくなりますが田畑の根雪はまだまだ多く残っており、晴れの日の日照や気温の上昇で表面が融解してきます。 そんな時の快晴の晩、放射冷却現象で気温がぐっと下がると雪の表面が強固に凍結し、田畑に積もった雪の上を歩いても午前中くらいは全く沈まなくなります。 この現象を私たちは「空渡り(そらわたり)」と呼んでいました。

       

 空渡りが出来る朝は快晴で気持ちが良く、しかも雪の上を歩けるので曲がりくねった道を通る必要は無く、広い田畑の上を友達とふざけながら走っていけるので、朝からルンルン気分でした。

 ところが富山県では近年は空渡りどころか、そもそもその前提となる積雪1m超低度の根雪が殆どの年で無くなった為、経験することはかなり少なくなってしまいました。 

 そういえば先日の新聞記事に諏訪湖の冬名物御神渡りが今年も見られず、これは8季連続で文献によれば512年ぶりの異変だそうです。 

    

                  御神渡り

 夏の異常高温と少雨、梅雨時期や台風時期の豪雨、その上温暖化ガスを二番目に多く排出していて世界の温暖化対策をリードすべき国の大統領の温暖化対策無視の政策施行、これから一体地球はどうなっていくのでしょうか。

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