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■ 家庭菜園奮闘記_______趣味の菜園での工夫や努力を紹介
家庭菜園奮闘記(その79) タラの芽栽培(その1)
タラの芽栽培(その1)
タラの芽は食べたことが有りますか。 タラの芽はタラノキの春に出て来る新芽を収穫したものです。

タラノキは田舎の山地に行けば、そこかしこに見られます。 代表的な陽樹(陽の当たるところを好む樹木)で、山火事の跡や森林皆伐後に真っ先に生えてきます。 木はあまり大きくならず3~4m低度なので、周囲の木が大きくなって陽が当たらなくなったところのものは絶えていきます。
春に採れる若芽は山菜の王様と言われてんぷらや胡麻和えにして食べると春を食している幸福感に包まれます。 旬の時期にはてんぷらにしたものをスーパーで販売もされていますが、やはりてんぷらは自宅で揚げてすぐに食べないと美味しくないですよね。 子供の頃は春先に山に行き、鎌を竹竿に縛り付けたものを高枝切り鋏の代用にしたもので収穫してきたものです。 いろいろな山菜を採り歩きましたが山菜の王様だけあって、特別のおいしさだったのを覚えています。
このタラの芽を十数年前より空き地などに植えて栽培しています。 私が栽培しているのは通販で買った苗を増やしたものです。 通販では刺無しタラノキといって、幹にとげが非常に少ない品種を販売しています。
山野で自生するタラノキは写真のように幹にとげが沢山ついていて、うかつに触れないのです。 幹が太くなってくると次第に刺は落ちてしまうのですが、若木のうちは収穫時にはかなりな慎重さが必用です。 これに対して自生しているタラノキの突然変異種でとげが非常に少ないもの(メダラというそうです)を栽培して通販で販売しているのです。 これを増やして植え付けると収穫時に痛い思いをしなくて済みます。 また近年は田舎の山野に山菜取りに出かけると熊に襲われる懸念も大きくなったので、私が耕作している菜園の周囲傾斜地などに植えて増やそうと考えたのです。
今までは増殖するのには株周囲に自然に生えて来る子苗を掘り上げて移植していたのですが、子苗がなかなか生えてこない年もあります。 計画的に増殖することが出来なかったので、挿し木で増やせないか検索してみました。 するとタラノキの増殖は挿し木も不可能ではないが確率があまりよくないらしく、根挿しがよいということが分かりました。 そこで一昨年、成長したタラノキの根を掘り上げて畑の端に植えてみたところ、沢山芽を出して1年で8本が10cm~20cmに成長しました。 秋になり葉が落ちたところで掘り上げて、菜園外に移植しました。

更に今年ももう少し増やしてみようと思い、根挿しを試みました。 先ずは根を採ります。

この根を畑に埋めます。

この根から来春は多分2本くらいは芽を出すと思います。 これを繰返せばかなりな数のタラノキが造れます。 タラノキも放置すると背が高くなって新芽の収穫がしにくくなるので、毎年適当な高さで剪定する必要があるのとのことなので、これからは剪定もマメに行おうと思っています。
春先に出てきて食用になる芽は主に枝の先端に出来るので、そこそこ大きな木でも1本の木では数個しか収穫できません。 従って満足いく位に旬にいただきたいと思ったら、かなりな本数を栽培する必要があります。 また、栽培のプロは旬を待たず枝を切って暖かい地下水などを使って早く芽を出させています。 私の家には井戸が有って同様のことが出来そうなので、かなり本数が増えたらこの促成栽培にも挑戦しようと考えて居ます。
今後の進展を適宜公開していきますので、お楽しみにお待ちください。



