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■会社訪問指南

会社訪問指南  良い会社の見分け方

良い会社の見分け方

 会社訪問や面接の就活時期ではありませんが、この時期は入社した会社が自分の思っていたイメージとはかけ離れていたと悩んで、早期退職を選択する人が多く出る時期となっています。 せっかく就活して就職しても、入ってみたらブラック企業だったら最悪ですよね。 

 韓国では優秀な中小企業が少ないため、財閥系の大企業に入れるかどうかで人生の勝ち組・負け組が決るというほど大企業に入ることが重要らしいですが、日本では優秀な中小企業が多いため会社を選べば大企業よりも働き易い中小企業も沢山ありますから、会社選びは大変重要です。 今回は私の経験から得た、就活で中小企業を訪問した際の、外見から良い会社・悪い会社を見分ける判定ポイントを紹介したいと思います。

  • 外回りを見てから入る

 敷地に入ったら、駐車場通路などの状況を観察する。 ゴミの散乱舗装の破損などが無いか、植栽が有ればきちんと手入れされているか、除草はされているかなどをよく見てくる。 良い会社の社員はタバコのポイ捨てなどはしないものです。 建物外観は新しいか古いかより、錆びでの穴外壁のはがれが無いかなどを見る。 要は快適さを保つ整備がされているかどうかを見るのです。

  • トイレを使わせてもらう

 トイレの汚い会社は、入社をお勧めできません。 設備が新しいかどうかではなく、きちんと掃除や設備の整備がされているかどうかを見るのです。 

  • 廊下や事務所の様子を見る

 廊下や事務所が埃だらけで不要書類があちこちに積みあがっている会社がよくありますが、このような会社は現状の仕事に追い回されて未来への投資や環境整備に意識が向いていないものです。 結果、利益が上がらず業績もじり貧になる傾向があります。

 上記に書いたようなことは、直接業績に直結することではありませんが、経営者がどれだけ目配りが出来る人かを見ることが出来るのです。 会社というのは経営者の姿勢で良し悪しが決ります。 経営者が「良い会社にしていこう」と思っていなければ良い会社にはなりません。 そして「良い会社」とは経営者・従業員・取引先・顧客すべてにとって良いということなのです。 

 このような思想の経営者はすべての面で細かい目配りが出来るので、会社の内外は掃除や整理が行き届いているもので、また経営者の思想が従業員に浸透しているため、ごみの散乱などは起こらないのです。 多くのコストをかけて設備を新しくしたり掃除を外部業者に丸投げしたりするのではなく、全員の意識改革で「きれいを保つ仕組み」が社内で醸成されていると掃除をした時だけでなく、いつもきれいな会社になるのです。

 そして無駄な経費を使わない分の利益を従業員にも還元する度量も持っていて、給与や賞与も平均より高くなることで従業員のモチベーションも上がるので、経営者の思想がより社内に浸透しやすくなることが多いものなのです。

 せっかく会社訪問に足を運んだのであれば採用担当者との面談だけで帰らず、このような外見も注意して観察すれば経営者の社内把握能力や従業員のモチベーションレベルも推察することが出来ます。 ぜひ活用して後悔の無い就職活動に励んでください。

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