- HOME >>
- お知らせ/ブログ >>
- 記事詳細
お知らせ・ブログ
■ 家庭菜園奮闘記_______趣味の菜園での工夫や努力を紹介
家庭菜園奮闘記(その49) 野菜の長期保存実験
野菜の長期保存実験
家庭菜園は殆どが露地栽培なので、収穫時期がほぼ決まっており、豊作で大量に実るととても自家使用だけでは食べきれません。 また、長期保存がきくイモ類やたまねぎなどは春が近づくと芽を出して食べられなくなってきます。 周囲の人々に配ったりもするのですが、結構廃棄するものも出てきます。 この対策を考えていた私は、先日はたと思いつきました。
「真空パック」にすれば長持ちするのでは? また、「真空パック」であれば酸素がないので、芽を出せないのでは?
思いついたらやってみなくてはおれない実験好きの私は、早速小型の真空パック機を買って実験することにしました。 インターネットで探すと、様々な真空パック包装機が有りましたが、とりあえず下記を買いました。
ちょうど、たまねぎとジャガイモを収穫したところです。 さっそく、たまねぎを真空パックしました。 早生のたまねぎは腐敗しやすいので、真空パックしたものとしないものの劣化の違いを観察します。 晩生は来春までほぼ腐ることは無いのですが、春が近づくと芽が出てきて品質が悪くなってきます。 真空パックをすれば、酸素供給が遮断されるので、芽を出すことが出来ないのではないかと思っています。
先日収穫したジャガイモ(男爵とメークイン)も真空パックしました。 ジャガイモは来春までほぼ腐ることはありませんが、たまねぎと同じで春が近づくと芽を出します。 ジャガイモの芽には毒が有ると言いますし、芽が出るとしなびてきて美味しくなくなります。 また、翌年の種イモとするには芽が伸びすぎたものは使えません。 そこでまず、来年の種イモとする小さめのいもを真空パックにして、網袋に入れただけのものと比較することにしました。
メークインと男爵をそれぞれ真空パックと網袋に入れて来春まで保存してみます。
さて、真空パックはジャガイモの発芽抑制に効果が有るでしょうか。 酸素が無いので細胞が死んでしまって、腐ってしまうでしょうか。 皆さんの予想はどうでしょうか。 沢山予想をお送りいただければと思います。
ついでに、胡瓜が沢山採れ始めて食べきれないので、真空パックで長期保存が出来るかどうか試してみることにしました。
写真のように2本ずつ3つに分け、①普通に冷蔵庫に入れたもの ②真空パックして冷蔵庫へ入れたもの ③真空パックして冷蔵庫へ入れないもの としました。
真空パックして冷蔵庫へ入れたものが最も長持ちしそうに感じますが、真空パックしないで冷蔵庫へ入れたものと真空パックして冷蔵庫へ入れないものではどちらが長持ちするでしょうか。 ジャガイモやたまねぎの発芽抑制効果は来春にしかわかりませんが、胡瓜の実験は2週間くらいで結果が分かりそうです。 お楽しみに!