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■ 動物物語__________動物に関するもろもろを書いてみました

動物物語(その1) うちの猫

うちの猫

 うちには22歳を超えた猫がいます。 人間でいうと100歳をとうに超えているそうで、超高齢ですがまだ元気で暮らしています。 しかし、若いうちは木に登ったり近所を一緒に散歩したりして結構遠出もしていましたが、今では家の中が殆どで、外へ出ても家の敷地外へは全くでなくなってしまいました。  家の中では、お気に入りの段ボール箱で寝ている時間が大半です。

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お気に入りの段ボールで爆睡中

 名前は「ミュー」と言います。 私が仕事で南砺市に出かけて、昼食を現地商業施設「ア・ミュー」でとって出てきたときに出口で数人の女子店員が「子猫をもらってくださーい」といって段ボール箱に生まれた直後の子猫5匹を入れ、呼び掛けていました。 そのときすでに家には1匹の猫を飼っていましたが、もう1匹いてもいいなと思ってその中で1匹だけいた三毛猫を選んでもらってきました。 午後もまだ仕事が有ったので、腹を空かせてはいかんと思い牛乳を買って飲ませるとおいしそうに飲んでくれました。

 夕方家に帰って先輩猫に挨拶をし、我が家の一員に加わった訳です。 名前はア・ミューでもらってきたのでアミューとしようかと思いましたが、ミューの方が良びやすいので今の名前に落ち着いたわけです。 

 5年位前までは、家に帰ると一緒に公園へ行こうと待ち構えていて誘ってきたのですが、高齢になるに従い外へ出るのが億劫になってきたのか、殆ど家の中にいて寝てばかりで、本当の「ねこ」になってしまいました。

 ただ、水を飲むのが好きで、それもえさの横に置いてある容器のものを飲むのではなく、それ以外の場所で飲むのがお好みです。 一番のお気に入りは家の玄関近くにある雨どいの竪樋にちょろちょろと流れてくるのをなめるのです。 雨の日は微妙に漏れた水が付着しているのをなめ始めたのが最初で、あまりおいしそうなので毎日水差しで上からちょろちょろと流してあげるようにしたところ、ますますここで舐めるのが好きになって、一日に4~5回も要求してくるようになりました。 

 大変面倒なので一計を案じて、ペットボトルで自動給水機をつくろうと思いました。 まず、竪樋に針金でペットボトルホルダーを作りました

        

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針金製ホルダー

  ペットボトルの底と蓋の中央にきりで小さな穴をあけて試してみたところ、水の勢いが強すぎて竪樋にぶつかったとたん反射・散乱し下にいる猫の頭に雨のように水が落ちてしまいました。 これはいかんと改良しました。 まず穴を小さくし、蓋の端の方に穴をあけ樋に当る角度も強くしました。 この結果、水はすべて竪樋をつたって流れてくれるようになりました。 

 

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水のでる様子 

ペットボトルが空になるまで、4~5分かかりますが猫はその間ぺろぺろなめ続けています。

 

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ミュー水なめ中

 一日に何回も飲むのですから、毎日相当な量を飲んでいます。 最初から水を飲むのが好きな猫でしたが、ますます沢山飲むようになっています。 水を沢山飲んで、体内の不要物を早く排出しているのが長生きの秘訣なのかも知れません。

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