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お知らせ・ブログ
■ 交通問題__________日本の交通をもっと合理的に、スムーズにする方法を考える
キープレフト __あなたはキープレフトという言葉を知っていますか
今日はルールやマナーのお話を載せたいと思います。 近頃は煽り運転が社会問題化していますが、これについては又の機会に書くこととし、今回はかなり以前に書いた交通ルールやマナーについてのものを掲載いたします。
キープレフト
あなたはキープレフトという言葉を知っていますか。 車を運転する人は、必ず習っているはずですが、私は車を運転しているときに、「運転者の多くがキープレフトを知らないのでは?」と思ってしまうことがよくあります。
キープレフトとは、車両が左側通行の日本では「車両は原則左側に寄って走る」ということです。 なぜ左側に寄って走らなければならないかというと、追い越しができるような広い道路や片側二車線以上の道路では、後ろから来た速い車をスムーズに追い越させるためです。 「私は制限速度いっぱいで走っているから、右側を走り続けてもいいのだ」とはならないのです。 後から来る速い車の速度を遅くさせる権利も義務もあなたにはありません。 右側を走り続けた時点であなた自身が道路交通法違反です。 他人のスピード違反を言っている場合ではありません。 あなたは知っていましたか?
これは道交法で決まっていることですが、決まっていなくても「出来るだけ多くの人が快適に走行する」ことを考えれば、当然に実行すべきことです。 私が思うところ、キープレフトをまったく意識せずに走っている人は、ほかの人が快適であろうがなかろうが、意識していないのだろうと思っています。 たぶんにほかの社会生活でも、周囲がよくなるとか、他人が喜んでくれるとかいう意識がまったくないのであろうと推量しています。 考えてみればかわいそうな人で、社会生活でも自分の不都合は主張するが他人の不都合はどうでもいいわけで、周りに嫌われる典型です。
この「かわいそうな人」より更に程度が悪いのが自身はのろのろ走っているのに後ろから来た車が追い越そうとするとじゃまをする人です。 この「意地悪な愚か者」は将来世間からスピンアウトされ、自身の心根の悪さで万人に嫌われることを逆恨みして「自分が不幸なのは世の中が悪い」と考えてテロリストになってしまう可能性があります。 心当たりが有る人は今のうちに心根を入れ替えないと大変なことになります。
ちなみに、車以外でもスムーズな人の移動を邪魔して平気な人はよく見られます。 エスカレーターに乗ったら東京では左端に立ち、大阪では右端に立って片側を急ぐ人が歩けるようにあけておくのが一般的になっています。 ところが稀にど真ん中に立って、急ぐ人が来てもしらんふりしている人を見かけます。 この人も「かわいそうな人」の一人です。
本来エスカレーターは人を自動昇降させるもので歩いていいものではありません。 しかし、世の中には緊急事態のひともいれば遅刻しそうな人もいるわけで、あけてあれば通れるところをわざわざ塞いでしまう必要はありません。 ましてや大半の人があけてくれているところをあなた一人が塞いでいる風景は、常識を疑われます。
また、都会では動く歩道なるものが増えてきました。 動く歩道とエスカレーターを同じと思っていませんか? 先ほど書いたように、エスカレーターは本来乗ったら歩かないのです。 しかし「動く歩道」は歩道です。 歩道は歩くものです。 多くの人がエスカレーターと同じように手すりに手をかけてとまっています。 中には真ん中にいて歩けないようにしている人もいます。 みんな歩いてください!
エスカレーターでは歩かずに、動く歩道では歩く原則には理由があります。 エスカレーターでは段差があるので、一人でも倒れたり荷物を落としたりすると大事故につながる恐れがありますが、動く歩道ではこのような懸念がほぼ無いからです。
このことから考えれば、エスカレーターでは歩かないだけでなく大きな荷物やキャリーバッグなどは持って利用しないようにするべきで、大きな荷物の人はエレベーターを利用するように設置者は看板を設置する等して啓蒙すべきです。 万一、動く歩道が老人等の歩行困難者向けで設置されているとしたら、設置者はそのように表示すべきです。
社会生活を送る時に、このようなちょっとの知識と他人を思いやる配慮があると社会の効率や安全性が格段に向上します。 皆がこうすると日本全体の生産性が大きく向上するのです。 結果日本全体が豊かになり、それはあなたの報酬や減税、交付金や助成金や福祉予算となってあなたに帰ってくるのです。 これがまったく出来ない国「北朝鮮」は全員が貧困のどん底です。
豊かになるのに「自分だけ」と思っては絶対に成就しません。 自分を含めた「全体がもっとも豊かになるには自分はどんな行動をすべきか」を考える人のところに富や評価や賞賛が集まるのです。
平成27年8月30日